2017年10月2日月曜日

平成29年度大飯中だより 10月号

  ≪校内文化祭から≫ 9月16日(土)
 2学期に入って教室やホール、体育館から歌声が一杯聞こえ出し、本格的に合唱モードに入っていきました。歌い込んだ成果を当日発揮し、保護者の皆さんに素晴らしい歌声を届けることが出来ました。また、PTA総務部、厚生部の部長様はじめ関係の皆様のおかげで、ふれあいバザー、まごころバザーを運営していただき、ありがとうございました。そして、午後の体験コーナーでは、特技を持った地域の方々の指導を受けて、学校では学ぶことができない知識や技術を教えていただきました。生徒にとって意味ある家族で過ごしているような楽しい1日となりました。
 練習開始の歌い始めのころは声が出ませんし、なんといっても気持ちが前を向いていなくて、お世辞にもほめることはできない状態でした。ところが日を重ねるにつれて、担任と音楽の先生の指導や自分たちでの話し合いでそれを乗り越え、歌うことが楽しく感じたり、このクラスのみんなで歌うことが楽しいと感じたりできるように変わっていきました。結果はさすが3年生、気持ちをしっかり込めて歌い上げどちらのクラスも素晴らしい合唱でした。振り返りの感想からは、学級がまとまっていったことへの実感とみんなで一緒にいい合唱が出来たことへの大きな満足感が感じ取れます。ここに行きつくまでが大変なんですが、担任としての大きな喜びでもあります。
 2年生の生徒がこんな感想を書いています。「私たちの合唱はみんなで心を一つにして全力で歌いましたが、3年生の合唱はそれ以上に一人一人が自分の気持ちと共に歌っていました。自分たちと比べながら、3年生が思いを込めて歌っている姿を見て、来年はそれ以上にすごい合唱にしたいと思えました。」3年生は後輩に素晴らしい財産を残し、後輩はその姿や心意気を受け止め目標を定めることが出来ました。ともに一所懸命に取り組んだからこのような思いを持つことが出来たと思います。1年生の仕上がりも近年で一番良かったと感じています。生徒の皆さんの頑張りと担任、音楽科教員の支援に敬意を表します。1、2年生は日頃の音楽の授業にしっかり取り組み合唱の力を伸ばしつつ、学級のまとまりを大切にして、来年度の合唱をさらに素晴らしいものにしてください。
心を一つにして歌い上げました。

指揮者、伴奏者、みんなで作り上げた合唱です。

作業が大変ですが大鍋のカレーは最高です。
朝から調理にかかっていただき、大変お世話になりました。
≪学校がきれいなのは≫
 大飯中学校が開校して41年目を迎えていますが、校舎内外ともに大変きれいです。もちろん町が耐震工事やリフレッシュ工事で維持していただいているお陰ですが、それ以上に日々の清掃活動が素晴らしいと感じています。黙働流汗清掃で短時間に集中してきれいに仕上げる、その取り組みをしているのは生徒自身です。どの教室も廊下も体育館もピカピカで、ゴミがありません。生徒玄関も大変きれいです。もちろん校務員さんも丁寧にきれいにしていただいていますが、素晴らしいのは生徒自身の清掃への取り組みです。教員も一緒になって清掃に取り組んでいます。職員室は空っぽになり、校長が1人職員室の清掃をしている時もあります。
 日々の繰り返しの清掃を丁寧にやり続けるということは、きれいな環境を作ることを良しとし、汚す行為を慎み、落ち着いた生活を送ろうとする心と態度が育っていくと考えています。黙働流汗清掃が大飯中学生としての誇りとなり、みんなで過ごした大飯中学校の自慢の種にしていけるように、今後も生徒と教員と一緒になって取り組みを続けていきます。