2013年10月10日木曜日

認知症に関する学習会

 今日は、福井県立すこやかシルバー病院から管理栄養士の久世先生に来ていただき、3年生が認知症について学習しました。この学習会は、病気の人や高齢者に対する思いやりの心を育てることと、脳や身体のために正しい生活習慣を身につけることの大切さを知らせるために、4年前から毎年3年生対象に実施しています。
 まず、脳のしくみ、脳のための栄養や生活習慣、受験期の気分転換の必要性などを学びました。途中で、脳を活性化させるクイズやじゃんけんゲーム、間違い探しクイズなどもあり、楽しく学習することができました。


 さらに、高齢者の人口割合の変化や特性、認知症の方への接し方などを分かりやすく教えていただきました。

 生徒からは「生活習慣病にならないために運動することが必要だということを初めて知りました。休日は家から全く出ずに家にこもりきりなので何時間かごとに外に出て体を動かしたいです。」「ポジティブな考え方とネガティブな考え方の違いだけで脳に与える影響が変わることが分かりました。」「認知症の方に対する接し方を学び、分からないことを無理やり思い出してもらうのではなく、聞き入れることが大切だと学びました。」などの感想がありました。久世先生、分かりやすくお話していただき、ありがとうございました。